• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > バックナンバー > 2017年3月号の紹介

2017年3月号の紹介

【特集】

■包むの波もん

 「好きなものを見ると、ついつい顔がほころんでしまう。いいものは何度見てもいい。同じものにくり返し新しい恋をする。そのたびに、私の身体の奥深くに裸の卵が生まれ、ひそやかに懐胎するようだ。体温であたため心ころころ年月をかけてころがしながら慈しむうちに、思いのたけが深まり育まれる。いいものは人にすすめたくなる」
 これに加える言葉はなかろう。ここに「包む」ことの本質が描かれているし、これほどに好かれ、感動してもらえるパッケージは幸せである。あるとき友人に、「包む」との寄稿がむかしの教科書に掲載されていることを聞いた。
 それを紹介したら、どこからか著者(やまだようこ氏)が聞きつけ、あいさつのメールと岡秀行氏の日本の伝統パッケージを海外へ紹介した「How to Wrap 5 more Eggs」について書いたものを送ってくださった。やまださんは心理学者である。一体何がどうなって、どうなるものか分からない。
 ただ心が心を呼ぶことだけは間違いない。これもパッケージのご縁である。そのやまださんは、「包む」との言葉が、「動詞形であったことも、私にはうれしかった。なぜならば、展示したり観賞できるのは『包み』になった物でしかないが、本当に大切なものは、できあがった物ではなく、現在形で日々いとなまれている『包む』という人間の行動だからである」という。

■パッケージ・インパクト
■「Tsutsumu」は現在形の営み
■生活の文脈に包まれた「入れ子」

【トップインタビュー】

【連載】

【Market Products】

■厳選南欧産トマト100%の濃厚な甘さとコクを立体的に伝える缶詰

「濃厚あらごしトマト」◎カゴメ

■食べ応えあるカップ入りリゾットの新ブランド「Risorante」

「リゾランテ 濃厚チーズリゾット」「完熟トマトリゾット」◎ポッカサッポロフード&ビバレッジ

トピックス

■キャップと中栓を一連の動作で同時開封(大日本印刷)、ほか

パッケージのタネ

■フェイク・パッケージ
■巻頭言
■随筆
■News Flash
ジオパック株式会社
株式会社細川洋行
株式会社コマック
竹本容器株式会社
山崎産業株式会社
不双産業株式会社
光洋自動機株式会社
株式会社モリコー
アルマーク株式会社
JAPAN PACK 2022