2017年6月号の紹介
【特集】
- ■パッケージ・スイッチ
「switch」といえば、すぐに電源などのON/OFFを考えるが、「転換、変更、分岐器」の他にも「しなやかな小枝、ムチ」といった意味がある。野球好きならすぐに、左右両刀遣いの“スイッチ・バッター”や“スイッチ・ピッチャー”が浮かぶであろう。
だが、ネットで引くともはや「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」が上からずらりと並ぶ。ゲーム機については、とんと分からなくなってしまったが、せめて「Switch」との名称の意味だけでも知りたいと思ったのだが、意外に単純であった。
「持ち運びができる据え置きゲーム機」と、そこに矛盾する1つの言葉が並んでいる。「持ち運びができる」と「据え置き」である。その両方をスイッチできるということであろう。任天堂としては4年ぶりの新型ゲーム機で、発売からわずか3日で国内販売台数は33万637台(推定)だそうである。
何が魅力なのかは分からないが、少なくとも選択ができ、選択は主体性によるところが魅力であろう。「自由市場」であるには選択の多様性が前提でなければならない。パッケージはその多様性を体現し、自由市場をリードしゆく存在でなければならない。
- ■免疫機能で知る不可思議なメカニズム
- ■システムにおける「人間臭さ」
- ■パッケージのなかに人間をみる
【トップインタビュー】
【連載】
【Market Products】
- ■果実感をダイレクトに表現する独自形状の「フルーツボトル」を採用
特産果実使用の炭酸飲料「特産三ツ矢 北海道産らいでんメロン」◎アサヒ飲料
- ■カフェインを選択的に吸着除去する製法を用いた唯一のボトル緑茶飲料
カフェインゼロ緑茶「キリン 生茶デカフェ」◎キリンビバレッジ
トピックス
- ■抗菌保存剤に代わる天然の包装添加剤技術
- パイロット社
イベント
- ■日本食品機械工業会
- FOOMA JAPAN 2017―過去最大775社規模で開催
- ■巻頭言
- ■随筆
- ■News Flash