2018年8月号の紹介
【特集】
- ■包装所遊楽
「遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子どもの声きけば、我が身さえこそ動がるれ」とは、後白河法皇編纂の「梁塵秘抄」にあるよく知られた歌である。仏教では「(子どもに限らず)人間はこの世に遊び楽しむために生まれてきた」と説かれているようだ。
それを信じるか否かは別として、「できれば信じたい」と思う人は多いのではないだろうか。とはいえ、われわれが考えるような「遊び」「楽しみ」ではなかろう。政治の世界に限らないが、「遊説」とは各地をまわって主張を説くことのようだから、少なくとも「遊ぶ」は「あちこちを飛び回る」ことである。
また「遊楽」を「ゆうらく」ではなく「ゆうがく」と読めば、世阿弥が「能」の意味で用いたようである。そう考えれば「遊ぶ」とは、舞を舞うといった恍惚の境地ではなかろうか。もちろん能楽だけに限らず、スポーツや武術、学問の世界にもあろう。
確かに「梁塵秘抄」にも、「舞え舞え蝸牛、舞はぬものならば、馬の子や牛の子に蹴させてん、踏破せてん、真に美しく舞うたらば、華の園まで遊ばせん」との歌がある。とはいえ、ここには子どもの残酷さも表われている。「本当に残酷なのは子どもであろうか?」と、どこからか仏さまに窘められた気がする。
- ■遊楽上手は女性
- ■日本版「ライフライン」
- ■3次産業化とミニマイズ
【トップインタビュー】
【連載】
【Market Products】
- ■宮古島イメージキャラクターの「みーや」のデザインで宮古島らしさを表現
ハイビスカス素材を選定した「宮古島ハイビスカスティー」◎ポッカサッポロフード&ビバレッジ
- ■上質な抹茶粉末と天然水を混ぜて、振ってつくるパウダーインキャップ
米国生まれの抹茶ブランド「matcha LOVE」「同 ほんのり甘い」◎伊藤園
世界に学ぶ
- ■「水」が立つ新飲料展開
トピックス
- ■無菌充填豆腐の国内販売解禁
- ■巻頭言
- ■随筆
- ■News Flash