2019年6月号の紹介
【特集】
- ■たった一度のパッケージ
明治・大正・昭和・平成と来て、実感を伴わない年代も2つあるが、概して元号(の意味)とは裏腹な現実となると考えた方がよい。つまり新元号を生きる上でも、「令和」とは裏腹な現実が待つとの覚悟が必要であろう。随分と悲観的だと思われるかもしれないが、むしろ人間の成長や成熟にはそれが必要なのだ。
ある本に、料理下手で苦手な女性たちが料理教室で必要な知識や技術を学び、生き方まで変わったエピソードが書かれていた。努力は必要だが、「できない」のは「知らない」からで、「やらない」のは「技術がない」からである。誰でも学び得るもので、技術は修得できるものだ。
すると「できない」劣等感は「できる」自信となり、「やらない」小心は「やる」勇気となる。たとえスタートが遅れ、また回り道をしてもゴールに至れば同じである。1つのゴールに至った小さな自信が、次のゴールに至るさらなる自信につながっていく。
料理教室で生徒を励ます言葉に「失敗したっていい、焦がしてもいい、そんなのどうでもいいじゃない。だって、たった一度の食事だもの」とある。「一期一会」は緊張を、こちらは「料理は毎日のことだから」と脱力を促す。「たった一度のパッケージ」はどちらであろうか。
- ■生命変革がすべての起点
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