2020年5月号の紹介
【特集】
- ■ショーウィンドウ
「ショーウィンドウ」を知らない人はいまいが、今では古語のような語感である。本場の欧州マーケットを訪ねると、さすがに健在で歴史の重厚さを湛えている。イギリスが発祥のようで、英語では「ディスプレイウィンドウ」や「ショップウィンドウ」と表するようである。
だが、もはや「ディスプレイ」でも「ショップ」でもなく、「ショー」と呼ぶにふさわしい。辞典によって非常に細かく説明されたものがあり、たとえば「通りに面した壁面をガラス張りにし、なかにマネキン人形や商品などを使って夢のある生活の一部を演出する」とある。
流行していたころを物語っているようで非常に興味深い。「通り客を店内に誘い込むため」であることは現在でも変わらなかろうが、「広告効果」「生活提案の場」からはだいぶかけ離れた感である。
ちなみに「ショーウィンドウ」を歌詞とした歌曲は意外に多いが、ほとんどが「映り込み効果」を利用したものである。ショーウィンドウとパッケージとは浅からぬ関係だが、どう結びつくのか楽しみにしてほしい。
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