2020年9月号の紹介
【特集】
- ■アジアンテイスト
人には、言葉にできないことがある。言葉にすると伝わらないものがある。それは言葉を凌ぐ膨大な事柄のディテールまでを、人は六感で掴むことができるからである。「アジアンテイスト」も、その言葉にすると伝わらない事柄の一つかもしれない。
「アジア地域の雰囲気を住まいやインテリアなどに取り入れること」とは、「アジアンテイスト」の僅かな一面を粗くなぞったにすぎない。むしろ、かつてPUFFYが歌い一世を風靡した「アジアの純真」(作曲:奥田民生、作詞:井上陽水)の歌曲の方が「アジアンテイスト」がよく感じられよう。
「北京 ベルリン ダブリン リベリア/束になって 輪になって/イラン アフガン 聴かせて バラライカ/美人 アリラン ガムラン ラザニア/マウスだって キーになって/気分 イレブン アクセス 試そうか」と。とくに「開けドア 今はもう/流れでたら アジア」とは秀逸である。
いうまでもなく日本はアジアであり、アジアのコモンセンスを共有し、どこの国よりもアジアを表現することに長けていると思われる。それは、パッケージにおいても同じである。
- ■アジアの思考
- ■包むとは円融円満
- ■泥から生まれる文化
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