2021年2月号の紹介
【特集】
- ■Re-NORMAL
2020年の春野菜は高騰したかと記憶するが、冬野菜の下落は大きい。大田市場(東京)では、レタスの卸売価格は前年同期比で61%、ハクサイは58%、キャベツ35%、ダイコン16%と軒並み下落している。理由は単純で、天候に恵まれて生育も順調であるからだ。
一方で、感染の拡大により飲食店や旅館などの外食需要が低迷したことが影響する。SARS-Cov-2もしかり、自然を相手にしたことは人の思い通りにはいかぬものである。野菜の安さは家計には嬉しいが、農家の収入には打撃である。こちらを立てれば、あちらが立たずで、「とかくこの世は住みにくい」となろう。
「安値で出荷すればかえって赤字」となれば、農家は収穫しないで、そのまま土にすき込むわけである。素人目には、いかにも「もったいない」と思いがちだが、(労力は幾分ムダになろうが)余剰分を土に還すのだから、自然には何の痛手もない。
同じく、たとえ「NEW」であれ、「OLD」であれ、付してみても「NORMAL」に変わりはないと思えば、これまでは些かNORMALから外れていたもので、再びNORMALに戻ればいい。それが「Re」である。
- ■生活の物差し
- ■包装容器のサイズ
- ■COBOTの浸透
【トップインタビュー】
【連載】
【Market Products】
- ■酸素吸収性能を有するハイバリアボトルを用い長期間燻製の香りを保持
独自スモークビネガー使用の深い香りの「燻製マヨネーズ」◎キユーピー
- ■アルコールを1%未満と微かに含む新カテゴリー「微アルコール」を展開
0.5%度数のビールテイスト飲料「ビアリー」◎アサヒビール
トピックス
- ■Eatable(イータブル)とBiodegradable(バイオディグレーダブル)、ほか
製品情報プラス
- ■薄いフィルム袋の吸着が可能な新型袋物用吸着パット
- ピアブ・ジャパン
- ■巻頭言
- ■随筆
- ■News Flash