印字検査用画像センサ「GVS-OCR」
オプテックス・エフエー
「GVS-OCR」は、食品包装上に印字された賞味期限や消費期限、ロット番号や製造所固有記号などの表記内容を、包装機械や製造ライン上で検査ができる文字認識カメラである。
現在、食品業界では廃棄ロスの観点から賞味期限表示を「年月」までに簡略化する動きがある。一方でトレーサビリティ対策として日付や時刻、ライン番号などの製造情報を暗号化し印字するケースが増えている。こうした暗号化された製造情報も内部のカレンダ機能と連動し印字検査を行うことができるものだ。
検査画像を送ることもでき、近年進むネットワーク化による情報の一元管理に対応する。また業界初のWebサーバ機能の搭載で、専用のソフトウェアを使わずWebブラウザ上でパソコンやタブレットPCでの設定操作を可能だ。オフィスからでも画像センサの稼働監視や設定変更ができる。
ほかにも検査対象印字を簡単登録できる3ステップティーチングや、経験や勘によるピント調整を不要にするフォーカス調整機能など、作業者が簡単に設定や調整を行える機能を搭載する。また独自機能としてバーコードリーダとの連携で品種を切り替え、品種に応じた設定で印字検査が行えるバーコードリンク機能を搭載する。