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第一三共ヘルスケア:日本で初めての2つの抗炎症成分を配合

2009.08.27

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 第一三共ヘルスケアは8月、かぜ薬「ルル?」ブランドから、"だ液を飲み込むのもつらい"、"赤く腫れて痛い"のどの痛みや発熱を伴うかぜに、優れた効果を発揮する総合感冒薬「ルルアタックREX」を新発売する。かぜ症状の原因である炎症を鎮めて、のどの痛みや発熱を伴うかぜに優れた効果を発揮するため、日本で初めて2つの抗炎症成分"トラネキサム酸""イブプロフェン"を同時配合(OTC医薬品として1日最大量配合)したかぜ薬である。
 2つの抗炎症成分に、鼻水・鼻づまりを抑える"クレマスチンフマル酸塩"、せきの原因となるたんを出しやすくする"ブロムヘキシン塩酸塩"を加えた4つの基準外成分を配合し、総合感冒薬として優れた効果を発揮する。錠剤・顆粒の2つの剤形を品ぞろえする。
 かぜとは、ウイルス等によって引き起こされる上気道の急性炎症性疾患の総称で、この炎症によりのどの痛みや鼻水、せき、たん、発熱などの症状が現れる。かぜの主な症状の原因は"炎症"によるもの。OTC医薬品のかぜ薬は、対症療法が中心となっていることから、抗炎症効果が重要になってきている。
 OTC医薬品では、厚生労働省により医薬品製造販売承認基準が定められており、配合できる成分が「基準内成分」として決められている。「基準外成分」とは承認基準に載っていない成分のことで、基準外成分が配合されている場合は、それぞれ個別に有効性と安全性を確認し医薬品として承認されてる。一般的に基準外成分は、より優れた効果発揮を目的として配合され、それぞれの製品の特徴となっている。