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ニュースフラッシュ

大和製罐:3ピース缶を重量比で10%削減

2009.08.27

 大和製罐は、環境負荷の低減を実現する「3ピース190g 環境対応スチール缶」を開発した。今回開発したスチール缶は、同社が今まで培ってきた製缶技術を駆使したもので、板の薄肉化による製缶とともに製品充填後の缶強度を保つため、缶胴中央部にはEcoビード(凹凸加工)を施したものである。

 缶容器の軽量化では、これまで缶胴板厚の薄肉化を順次進めてきたが、既に技術的に大幅な減量化を図ることは難しい。更なる薄肉化には技術革新が必要であり今回、同社では素材メーカーとの共同で薄板加工材を開発した。さらに薄板を飲料缶に製造する薄板加工技術を開発することで、3ピース190g缶での「環境対応スチール缶」を開発したものだ。これにより、3ピース缶では国内最軽量(当社測定)となる使用材料を重量ベースで10%削減した。CO2排出量では3%の削減(大和製罐従来缶比較)となる。
 製缶工程でも環境に配慮し水を使用していない。通常の缶容器の軽量化ではレトルト殺菌など顧客製造現場での充填先様などの製造条件を変更する必要が生じてくるが、同缶はレトルト条件の変更は必要無く、既存の仕様のまま生産が可能となる。今年中には顧客生産現場でのテスト製造を開始し、さらなる資材の排出抑制やCO2排出量削減に向けて需要を拡大していきたいとの考えである。