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ニュースフラッシュ

アサヒビール:飲み込みやすい錠剤設計手法を開発

2010.02.18

n_20100218_01.jpg アサヒビール食品技術研究所は、サプリメントの錠剤で飲み込みやすい形状を科学的に検証し、その形の錠剤を容易に設計する手法を開発した。同社では、飲みやすい形の錠剤を容易に設計することが可能となることで、開発の効率化によりスピードアップやコストダウンが期待できるとしている。この結果は、アサヒビールグループのアサヒフードアンドヘルスケア社のサプリメントシリーズ「ディアナチュラ」などで順次活用される予定である。
 錠剤には多様な形状が存在するが、形状のわずかな違いと飲み込みやすさの関係性についての研究報告はなかった。同社の食品技術研究所は感性工学と最適化手法を活用して、嚥下
えんげ試験を実施し、錠剤の形状(錠剤の直径、錠剤の厚み、曲率半径)と飲み込みやすさの関係性を表した「嚥下性マップ」を構築した。
 この「嚥下性マップ」の活用により、単純に錠剤の厚みや直径が小さいものが嚥下性に優れるわけではないことや、錠剤の体積に応じてそれぞれ飲み込みやすい形状も異なることが新たに分かった。アサヒビールグループでは、これにより飲み込む力の弱い高齢者や小児にも適した、嚥下性に優れた商品開発を行っていく考えである。

※「感性工学」とは、人間が抱く商品に対する感性(イメージやフィーリング)と商品の物理的特性との相関関係を明らかにし、その結果を工学的な商品設計に落とし込む手法。