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永谷園:断熱紙カップで生姜入りスープ

2010.05.31

n_20100531_07.jpg 永谷園は、"生姜"を使った断熱紙カップ入りスープ「『冷え知らず』さんの生姜トムヤムクン」(42g、168円)を2010年6月21日から全国で新発売する。「冷え知らず」さんの生姜シリーズは、2007年6月にオフィスで働く女性をターゲットに開発した生姜入りの商品シリーズで、現在10品種を品ぞろえしている。「生姜トムヤムクン」は夏場にうれしいエスニックなメニューで、具材にフォーやえび、生姜、ねぎ、唐辛子、パクチーが入っている。生姜の爽やかな香りとともに、本場さながらの酸味と辛味の絶妙なバランスが楽しめるものだ。
 これまでの顧客の購入動機では、78%が「生姜が入っていること」をポイントに挙げており、健康意識の高さが背景にうかがえる。同社では、同シリーズをきっかけにおいしい食を通じて"生姜の魅力"を追求する部活動「生姜部」を2007年12月に立ち上げている。これまでに、契約農場での生姜の栽培や生姜の研究、172本もの生姜レシピを動画で紹介するなど取り組んでいる。2010年4月には自ら育てた生姜を使った商品を通販により、数量限定で発売している。
 "6月15日"を「生姜の日」として、日本記念日協会に登録・制定している。古来、生姜は体に良い食材として生活に取り入れられており、奈良時代には神様への供え物とし生姜が献じられ、その6月15日には生姜の古名である「薑(はじかみ)」を名乗る、石川県金沢市の「波自加弥(はじかみ)神社」(718年創建)で、生姜を祀る「はじかみ大祭」が行われている。同社では、発売の2007年から商品を奉納している。