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キッコーマン食品:野田工場に新詰棟

2010.07.12

n_20100712_01.jpg キッコーマン食品は、野田工場製造第2部の敷地内に、新たに建設していた詰棟(つめとう)が竣工となり、2010年6月21日から稼動を始めた。「野田工場 詰棟」は、国内しょうゆ工場の生産体制再構築の一環として、製造第2部内に分散している詰め設備を集約化し、生産効率の向上を図るため新設したものだ。
 約86億円を投じて、しょうゆの詰め(容器への充填)およびラベル貼り、ケース詰めなど設備した。500ml〜1.8LのPETボトルや、18L缶、コンテナ(1000L容器)、タンクローリー(2000L〜)など、様々な容器・容量に対応している。需要増が見込まれる業務用や加工用ユーザーへの対応のため、同社の詰め設備としては初めて、コンテナ(1000L容器)用に、「自動倉庫」や「ICタグ」を利用した在庫管理システムを導入した。
 
これにより、発注から出荷までの期間が短縮され、より迅速な対応が可能となる。少子高齢化が進み、多様化する家庭用需要への対応のため、1つの詰めラインで数種類の容量のPETボトルに対応できる「多品種少量生産体制」を構築している。また環境負荷の低減のため「太陽光発電システム」を導入しており、詰棟屋上に設置した672枚の太陽電池は年間約9万KWHを発電し、屋内の照明などに活用する。工事により発生した廃棄物(土やコンクリートなど)は、敷地内で再利用するなど環境にも配慮している。