• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > 月桂冠:26gの軽量化を実現した「エコカップ」

ニュースフラッシュ

月桂冠:26gの軽量化を実現した「エコカップ」

2010.08.09

n_20100809_01.jpg 月桂冠は、定番商品であるカップ酒の「エコカップ」(210ml、「上撰」「佳撰」「つき」「糖質ゼロ」の4アイテム)を、2010年9月6日から全国で新発売する。「エコカップ」は、従来のカップ酒(200ml)よりガラスびんの軽量化を図ったもので、容量は逆に10ml増量としている。価格は従来のアイテムと同じに据え置くことで、「エコロジー」(環境への配慮)と「エコノミー」(経済性)のダブル「エコ」をコンセプトにしたものである。
 「エコカップ」の軽量化では、ガラスびんの強度を増すことで薄肉化を実現したもの。ガラスびんメーカーとの共同開発による、同社独自のカップ酒容器となるものだ。従来155gであったガラスびん(同社比200ml)を129gに軽量化しており、17%となる26gの軽量化を実現したものだ。カップ酒ガラスびん(200ml)では最軽量となる。
 これにより、ガラス資材約520トン(年間2000万本販売した場合)の削減が見込まれる。同社では、「エコカップ」の発売を機に環境保全活動キャンペーンとして、4アイテムのいずれか1本ごとに1円分を、全国の森林保全活動を行う国土緑化推進機構「緑の募金」に寄付金として贈呈する意向である。対象商品は、2010年9月の新発売時から12月上旬の出荷分で、「カップ1本につき1円。国土緑化推進機構へ寄付されます」と表示した商品となる。