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ニュースフラッシュ

メッセ デュセルドルフ チャイナ:「CHINA−PHARM 2010」にCKD初出展

2010.08.06

 今回で第15回目となる中国国際医薬工業展示会(CHINA-PHARM 2010)が2010年10月26日〜29日の4日間、北京・国家会議センターで開催される。中国医薬産業の成長は目覚しく2009年度実績でもGDP(11.1%:2010年前期)を超える21.02%の伸びを示している。こうしたマーケットの急成長を反映したかたちで開催規模は年々拡大しており、今回開催では展示面積2万2000平方mとなる出展社数で約400社規模となる見込みである。
 「CHINA−PHARM」は、中国国家食品薬品監督管理局(SFDA)中国医薬国際交流センターとメッセ・デュセルドルフ・チャイナ(MDC)との共同開催となるもので、中国の医薬産業界で唯一UFI認証を取得した展示会である。MDCとの共同開催となったのはここ数年で、展示面積は累積で10万平方mに達するまでに拡大しており、殊に中国でのGMP実施に大きく貢献する展示会として注目されている。グローバリゼーションが進む中で医薬産業に止まらず、中国では経済環境の整備など大きく舵を切り始めた。
 MDC・CEOのTony Fung氏は「中国政府はGMPに基づく医薬品の品質管理を強化し、急速に規制を強めていく方針であり、医薬品メーカーにとってはすでにGMPに準拠している海外設備の導入が、生き残りをかけるカギを握っているといっても過言ではありません」と語る。こうした中国国内の情勢が急速に変化する中での開催だけに、「CHINA−PHARM」は中国の医薬産業発展における重要な位置を占めているといえそうだ。
 今回、日本の医薬PTP包装機ではトップメーカーとなるCKDがフル装備の最新鋭機を出展する予定である。日本では国内需要の規模縮小が否めないだけに、海外での需要の獲得に目を転じなければならない。日本に隣接するアジアマーケットが今後、グローバリゼーションでの表舞台となるだけに、日本の包装機メーカーの強みが生かせる可能性は大きい。CKDのの出展はまさに欧米列強と肩を並べ、競合に凌ぎを削る意欲の現れであろう。
 詳しくは、
http://www.chinapharmex.comを参照。