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日本ハム:カビ毒を迅速・簡便に分析可能な検査キット

2010.10.18

n_20101018_02.jpg 日本ハム・中央研究所は、香川大学農学部川村理教授との共同研究により、カビ毒トータルアフラトキシンを簡易迅速に検出する「ELISAキット」を開発し、2010年10月19日から「MycoJudgeトータルアフラトキシン」として販売を開始する。測定範囲は2.5〜20ppbで、検出限界では1.25ppbとなる。
 同中央研究所では検査量の増加に伴う検査の効率化、コスト削減が求められる現状を踏まえ、簡易かつ迅速に多検体の検査を可能とする測定キットを開発してきた。同キットは抗原抗体反応を利用したELISAキットで、短時間・低コストで安定した精度の検査結果が得られるもの。食品中のアフラトキシン検査法として厚生労働省から通知されているHPLC法との相関性が高く、食品中のトータルアフラトキシンを検査する際のスクリーニング法として有効な分析法となる。
 トータルアフラトキシンは、Aspergillus flavusなどのカビによって産生されるカビ毒アフラトキシンB1、B2、G1、G2の総称で、動物やヒトに対して強い毒性を有する。特にB1は、天然物質の中で最強の発癌性物質といわれている。アフラトキシンによる食品の汚染は、ピーナッツをはじめとするナッツ類、豆類、トウモロコシなどの穀類、および香辛料などで報告されている。
 日本では、アフラトキシンB1のみを食品衛生法により規制されているが、国際的にはEUやコーデックス委員会などでトータルアフラトキシン(B1、B2、G1、G2の合算値)としての規制値を定めており、そうした動きを受けて、日本でも2010年5月にはトータルアフラトキシンとしての規制が審議されている。