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包装科学研究所:第2回「包装実士養成講座」終了報告

2010.11.29

n_20101129_04.jpg 包装科学研究所主催の第2回「包装実士養成講座」が約1カ月(週1回)にわたる講習を無事に終了し2010年11月18日、受講生全員に修了証書が座長の金井隆市氏より手渡された。その修業式が行われた最終日には、全課程を通じた個別相談会が行われた。修了証書を受け取った受講生からは「見る目が広がった」「さらに学んでいきたい」「後輩にも学ばせたい」といった声が聞かれた。
 国内での需要構造の激変ぶりや本格的なグローバリゼーションの進展といったことから今後、日本の包装技術と実務経験が果たすべき役割はいよいよ大きくなるとの認識を持たれる一方で、大きく世代交代が進む中、これまでの経験や技術などの継承が不安視されている。「包装実士養成講座」はまさに、こうした実情を踏まえた包装科学研究所の危機意識から開講されたもので、若い包装実務士の養成が急務として立ち上がった。
 第2回目となる今回は、前回の実績を踏まえたより充実した内容となった。技術・営業養成のための初級包装入門として全6回コースで開催された。個別相談会だけに止まらず、講座の全課程を通じて受講生と講師陣との1対1
を基本とした双方向のコミュニケーションを最も大切にした進行であった。現在、直面する時代変化というものを踏まえれば、さながら明治維新の発火点ともなった「松下村塾」を思わせる講座といえる。座長の金井氏は「終了後も可能な限り交流を図りながら、受講生の成長を見守っていきたい」と語る。