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ニュースフラッシュ

《編集部発》ワインレッドのピザ作り名人

2010.11.06

n_20101106_02.jpg イタリアで開発された、ワインレッドの機体のピザ作り名人に注目が寄せられている。ピザ製造自動販売機の「レッツピザ」である。ボローニャ大学で開発された技術に赤外線技術を応用したもので、粉と水とを練った生地にトマトソースを塗り、トッピングを選んで自動で焼き上げるというピザ製造自動販売機で、全工程をわずか3分以内で仕上げるというものだ。
 開発者はクラウディオ・トルゲール氏(56歳)で、イタリアの2つの地域で行った試作ではうまくいっている。トルゲール氏は「これは単なる自動販売機ではなく、小さなピザ屋なのだ」とコメントしているようだ。自販機には窓がついており、ピザ作りの過程を見ることもできるようだ。試作段階ではトッピングはチーズとトマト、ベーコン、ハムのほか野菜4種類で、値段は4ユーロ(約535円)くらいに設定している。
 日本でも、かつてそば粉と水を練った生地をカットし、1食分を茹でて作る十割そばの自動販売機が開発されたことがある。開発したのは群馬県にある大道産業という調理機器のメーカーである。試作ではワイン味の十割そばなども試みられ一時は、欧州などでの日本食ブームに乗り、海外輸出まで検討されたがなぜか普及はしなかった。ピザ製造自動販売機の普及を期待したいところだが、日本ではすでに先んじた経験と技術があることも忘れてならない。