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コカ・コーラシステム:自動販売機に新型標準機「3D VIS」を採用

2010.12.03

n_20101203_06.jpg コカ・コーラシステムでは、自動販売機の新デザイン「3D VIS(スリーディー・ヴイアイエス)」を標準機として、2011年1月から本格的に全国導入を開始する。「3D VIS」は、ひと目で同社の自動販売機だと分かる画期的なデザインで、自動販売機のイメージを大きく変える、まったく新しいコンセプトのもとに誕生したものだ。すでに2010年1月から「レトロフィット」(後付パーツにより新型式にすること)として、一部で導入を進めており、2011年からは、標準機として旧型との入れ替えや、新規設置で使用していくものだ。
 従来の一般的な自動販売機とは異なり、コカ・コーラの持つブランド資産を最大限に活かしたもので、コンツアーボトルと同じように立体的で象徴的なデザインを採用した曲線が特徴である。またデザイン性だけではなく、機能やエコの面にも配慮した新モデルで、エコへの対応を推し進めるためにヒートポンプなど環境にやさしい機能を搭載し、ノンフロン化も図られている。2020年には、全国に98万台あるすべての自動販売機の「3D VIS」化とノンフロン化を目指している。
 
同社では、新しいデザインを損なわないよう、ガイドラインに基づいた3つのゾーンのマーチャンダイジングなどで、顧客の注意を集めていくとともにこれを機に、既存ロケーションの活性化と新規ロケーションの獲得にも注力していく考えだ。

《コカ・コーラシステムの自動販売機ヒストリー》
1962年:コンツアーボトル販売機/コンツアーボトル自動販売機:米国・コカ・コーラ本社が日本市場に本格進出した際に、三菱重工とアメリカのベンド社(Vendo)との技術提携のもとに製造されたベンダー(「V-63〈半自動〉」および「V-144全自動」)として導入。 同年に合計880台が全国に設置され、今日の日本での本格的なベンダー市場開拓の原点となる。
1971年:缶自動販売機/その後、缶コーヒー「ジョージア」の発売を契機とし、1年を通して安定して製品を提供できる革新的なベンダーとして、"ホット&コールド コンビネーション機"も誕生。
1987年:缶+大型PETボトルの複合自動販売機/従来の缶に加え、大型容器の販売も可能にした複合型のコンビネーション機が誕生。
2001年:電子マネー自動販売機/携帯電話の急速な普及を背景に、i
モード対応携帯電話をかざすことにより、キャッシュレスでコカ・コーラ社製品の購入等が可能な自動販売機「シーモ」が誕生。