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資生堂:「ステイヤンゴロジーで人生は輝く!」を出版

2010.12.13

n_20101213_01.jpg 資生堂名誉会長の福原義春氏はマガジンハウスから、雑誌「クロワッサン プレミアム」(2009〜2010年)に連載された「福原義春のステイヤンゴロジー対談」を中心に再編した「ステイヤンゴロジーで人生は輝く!」(四六判並製 176ページ、1300円)を、2010年 12月9日に出版した。
 「ステイヤンゴロジー」とは、「Stay young」に由来した造語であり、「その年齢なりの生き生きとした生活を楽しむこと」という福原氏の考えに共感した、ハーバード医科大学の J・グロス教授が提案された言葉である。同書では、福原氏が高齢化社会に向けての新しい生き方を提唱するとともに、すでに「ステイヤンゴロジー」を実践している8人の女性たちとの対談を通じ、美しく健やかに年齢を重ねる生き方の秘訣を語っている。
 第2部が対談で構成され、瀬戸内寂聴(深みをそなえた人になる)や塩野七生(刺激を、再生産する)、吉永小百合(体験し続けて、人は育つ)、やなぎみわ(美しく老いるということ)、 北山ひとみ(純度をもって考えること)、田沼敦子(おいしい食とは、健やかな食とは)、稲葉賀惠(自分に合ったよそおいを身につける)、辰巳芳子(愛すること、食べること)らが登場する。
 
福原氏は1987年に資生堂の第10代社長に就任し、大胆な経営改革と社員の意識改革を遂行したことなどで知られる。1997年からは会長として合計14年間にわたって同社を率い、2001年に名誉会長となった。経営者として財界活動をはじめ、企業メセナ協議会の設立・運営、東京都写真美術館館長や東京芸術文化評議会会長、文科省参与を務めるなど、企業の社会貢献や文化支援などにも積極的に関わっている。これまでに共著・対談を含め約 80冊を著しており、国民の活字離れを危惧して 2007年には文字・活字文化推進機構会長に就任している。