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ニュースフラッシュ

アサヒ飲料:江戸伝統技法と独自設計ボトル

2011.01.11

n_20110110_01.jpg アサヒ飲料は、江戸伝統技法で淹れた「特煎仕上げ」のお茶を加えることで新しい味わいを実現した、緑茶の新ブランド「アサヒ 匠屋(たくみや) 緑茶」を2011年1月18日から全国で新発売する。「烹茶」の淹れ方にヒントを得た独自の「特煎仕上げ」で、抽出した緑茶を一部加えることにより、コクと深みのある緑茶の味わいと引き締まる後口を実現したものだ。
 江戸伝統技法「特煎仕上げ」とは、江戸時代の煎茶の淹れ方の1つである「烹茶(ほうちゃ)」という、幕末期まで一般的に用いられていた淹れ方を参考にした方法で、特別に仕上げた煎茶のことである。現在、主流となっている茶葉の上から湯を注ぐ淹れ方を「淹茶(いれちゃ)」といい、これに対し、「烹茶」とは沸騰した湯の中に茶葉を投じ、お茶の旨み・味わいをしっかりと引き出す淹れ方で、香り・色ともに濃い目のほろ苦いしっかりとした飲み応えが特長である。
 ネーミングとパッケージでは、江戸をイメージした江戸小紋をモチーフにした和柄に、「匠屋」のネーミングを黄・赤・緑の3色ロゴで堂々と正面に配している。「江戸伝統技法」が活かされた、こだわりの緑茶ブランドであることを表現している。同社では、「江戸伝統技法」で実現したコクと深みのあるしっかりとした緑茶の味わいと、キリッとした後口が特長の「アサヒ 匠屋 緑茶」の発売で新たな緑茶の魅力を提案いたい考えである。
 PETボトルでも、「開けやすさ」と「持ちやすさ」にこだわりつつ、独自技術により最軽量18gを実現し、同社オリジナルの環境対応型ユニバーサル・デザインボトル「ハンディ・エコボトル」を採用する。ラベルにも「バイオマスラベル」※を採用し、従来のバイオマスラベルに比べ厚さを40?mから35?mへと12%程度薄くしている。

※2008年、「十六茶 PET490ml」でPETボトル入りの清涼飲料水ラベルでは業界初の植物由来(トウモロコシのでんぷん原料)のポリ乳酸を使用した「バイオマスラベル」を採用。2009年には「十六茶 PET500ml」(自動販売機用)にポリ乳酸50%以上を使用し、"バイオマスプラマーク"を取得した「バイオマスラベル」で展開。