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CJライオン:独自技術のコンパクト容器の高濃縮衣料用洗剤

2011.04.14

n_20110414_01.jpg CJライオンは、高濃縮衣料用洗剤「液体パワービート1/3」「粉末パワービート1/2」を、2011年4月5日から韓国で新発売している。ライオンは、成長性の高いアジア地域で事業を展開し、衣料用洗剤分野およびオーラルケア分野を中心に、市場地位を向上させる戦略を推進する。2004年に韓国へ進出し、同社は日用品市場の主要企業として信頼を獲得している。
 同社調べでは、韓国の衣料用洗剤市場は約290億円(2010年)で、韓国政府は "親環境政策"の一環として2011年1月から洗剤の使い過ぎを防止するとともに、すすぎ水量の節約を目的に「洗剤定量使用キャンペーン」を実施している。衣料用洗剤「ビート」シリーズは、韓国で初めて濃縮タイプの衣料用洗剤として発売したブランドで、日用品顧客満足度調査では14年連続で1位を獲得している。
 今回発売するのは、洗浄成分および包装技術などライオンの独自技術を応用したものである。「液体パワービート1/3」(一般用・ドラム洗濯機用)は、従来の3分の1の使用量で、繊維の奥の汚れまで落とす超濃縮システムUCS(Ultra Concentrated System)技術による。「3倍濃縮洗浄成分」とたんぱく汚れを分解する「ハイテク酵素」を配合し、従来の3分の1の使用量でも、繊維の奥の汚れや気になるニオイ汚れまで落とすもの。
 コンパクトサイズなので、買い物や置き場所、廃棄時にもかさばらない。高濃縮により、従来のパッケージよりも小型・軽量化を達成している。容器の樹脂量も従来比44%減量で、資源の節約と環境配慮の両面に貢献する。ライオンの独自技術である、手にとりやすく注ぎやすいボトル形状で、液だれを防ぐ新形状ノズルやつめかえやすい広口設計、手に取りやすく少量でも計量しやすい「高濃縮」に対応した形状である。