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ニュースフラッシュ

東洋紡:ハイブリッド型PETフィルム製造設備の新設

2011.06.10

 東洋紡は、工業用と包装用フィルムの両用途に対応する「ハイブリッド型ポリエステル(PET)フィルム製造設備」を新設する。約100億円を投じて、つるがフィルム工場(福井県敦賀市)に年間2万2000トン(1系列)の設備を新設し、2013年10月の稼働を目指す。
 工業用フィルムは、スマートフォンやタブレットPCの普及により、タッチパネル用途への需要が急速に拡大することが予想されている。環境意識の高まりで再生可能エネルギーの利用が拡大し、太陽電池用途への需要拡大なども見込まれる。また国内食品包装分野の堅実な需要拡大に対応するため、同社では今後の包装用フィルム製造設備の集約、増強を検討していた。
 こうした背景から、同社では工業用と包装用フィルムの両用途薄物製品(〜100μm)への対応可能なハイブリッド型ポリエステル(PET)フィルム製造設備を新設することにしたものだ。この設備増強により、今後急増する工業用フィルムの新規用途への対応と包装用フィルムでの国内No.1サプライヤーとしての供給体制を、一段と強化していきたい考えである。