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日本コカ・コーラ:1台で112種類の次世代型ディスペンサー

2011.08.03

n_20110803_01.jpg 日本コカ・コーラは、最大112種類に及ぶ飲料商品から選択できる、全く新しいシステムとデザインの次世代型ファウンテンディスペンサー(※1)「コカ・コーラ フリースタイル」を、米国以外で初めて日本市場に導入する。第1号機を羽田空港第2旅客ターミナル内のレストラン「エアポート・ダイナー」に設置し、2011年8月2日から稼働している。
 最先端の技術を集積して開発した独自のシステムのディスペンサーで、1台で提供するドリンクの種類を既存機の約20倍にまで増やしたものだ。また環境負荷の低減を実現するとともに、操作面にタッチスクリーンを搭載するなど特徴的なデザインである。2009年から2010年にかけ米国市場で実施したテスト導入では高い売上効果を上げ、現在、米国内ではすでに1500台以上が設置されている。
 競争が激しく多様性を求める国内飲料市場に向けた新施策として「コカ・コーラ フリースタイル」を導入したもの。ファウンテンディスペンサーの新しい利用スタイルの提案とともに、フードアカウントに対しては製品拡大やオペレーションの差別化を図っていく考えである。設置場所として今後は、フードサービスや映画館などの施設を予定する。
 
※1)濃縮されたシロップの原液を、飲料水あるいは炭酸水で希釈し、その場でドリンクを製造するタイプのディスペンサーマシン。