キユーピー：継続的な支援として教育活動へ寄付
2011.09.01
キユーピーは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、公益財団法人ベルマーク教育助成財団が行う被災地の学校および子どもたちへの教育援助活動に対する寄付を行う。すでに同社では東日本大震災の発生以降、義援金やおかゆ、介護食、ベビーフードなどの支援物資の提供等を行ってきたが、今回の震災被害が過去に例を見ない甚大なものであることを鑑みて「継続的に支援できることはないか」との検討を重ねてきたようだ。
そこで今回、新たな復興支援として、未来の希望に貢献できる教育分野への支援を行うものである。長年にわたり実績を持つベルマーク教育助成財団を通じて、教育環境の復旧や設備の整備等を支援す。寄付金は、通常のベルマーク運動※として協賛している金額とは別に新たに用意するもので、被災地への教育支援に限定して使用する。
具体的な支援内容は、1）商品に付けているベルマーク証票の対象期間内の集票点数に対し、その30％を1点1円に換算し寄付する。2）支援期間は2011年9月1日〜2014年8月末日の3年間、3）東日本大震災で被災した学校および子どもたちの教育環境の復旧や設備の整備に使用する。4）寄付金額は支援期間中の累計で総額1億円程度となる見込みである。
※「すべてのこどもに等しく、豊かな環境のなかで教育をうけさせたい」という願いから始まったベルマーク運動の主旨に共感し、1960年のベルマーク運動開始当初からベルマーク運動に協賛。マヨネーズ・ドレッシング各商品にベルマークを付けており、消費者からベルマーク教育助成財団に集票された同社のベルマーク点数に対し、1点あたり1円を教育支援に活用。
