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ニュースフラッシュ

富山化学:製剤と包装の最新注射工場を建設

2011.10.30

 富山化学工業は、富山事業所内に、ペニシリン系注射薬の製剤および包装を行う注射工場を新規に建設する。新注射工場の総工費は約40億円で、2012年2月に着工し同年10月の竣工、2013年5月には商業生産を開始の予定である。現行の注射工場は1980年に竣工し、その後は設備増設や改良などで生産量増大に対応してきた。
 ゾシンなどペニシリン系注射剤販売量の増加に伴い、さらなる設備増強が必要なことから、新たな無菌医薬品製造指針への対応も可能な新注射工場を建設することになったものだ。最新の無菌注射製剤設備の導入と自動化を進め、大幅なコストダウンが図られる。
 また富士フイルムグループのエンジニアリング技術との連携により、工場建設を通してグローバルに適用する医薬品エンジニアリング技術を確立し、グループ内医薬品事業の飛躍に寄与したいと考えである。