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ニュースフラッシュ

《セミナー》第8回JCRUISE「飲料容器の開発」

2011.12.09

サントリーが思考する!次の"新包材技術開発"とは?
資源循環と生産環境のドライ化

 
 シングルス世帯の増加や少子高齢化を背景にした人口減少など、内需構造の変化は待ったなしである。"震災ショック"の影響ははっきりと表われ始めている。一見して先ゆきの見通しは暗い。だが、立ち止まっていれば足元を浚われかねない。「海図なき大航海時代」の嵐の中に突入している。大波に呑まれない"航海術"は1つ、向かいくる波に真正面から挑むことだ。果たして、嵐を抜けた明日に、希望の大陸(新需要)を発見できるのか。プロダクトおよびパッケージ開発の正念場である。
 ジェイパックワールドは、パッケージにかかわる企業や団体・組織が、海図なき時代の大航海に乗り出し、的確な航路を選びながら目指す新大陸にいち早く到着するための羅針盤であり、レーダーとなる存在を目指している。その1つとして、新しい需要発見の"開発のアプローチ"や"営業戦略の構築"などを学ぶ、容器・包装関連サプライヤー&メーカーのためのセミナー&懇親会「JCRUISE(ジェイクルーズ)」を開催する。
 第8回目は、再びサントリービジネスエキスパート SCM本部新包材技術開発部長の高田宗彦氏を講演に迎え、「飲料容器の開発」をテーマに開催する。2006年に発足したPET戦略プロジェクトは、高田氏の陣頭指揮の下に次々と新たな製品を生み出してきたが、ついに大詰めの感である。予期せぬ大震災で予定のロール・オン・シュリンクの実用化は延びたようだが、2011年11月には一部地域での試験販売に入っている。
 また"エコロジー"と"ユーザービリティ"とは、PETボトル開発での常のテーマとしてきたものだが、PETボトルの減量化によるCO2削減などに止まらず、将来を見据えた資源循環の仕組みづくりにも挑戦を始めている。バイオマス由来原料の利用とともに、一部では"BtoB(Bottle to Bottle)"を目指した100%リサイクル(ケミカルおよびマテリアル)の実証実験を始めている。すでに1年間の結果がまとまるかたちとなっており、そのゆくえが注目される。
 また、同社が積極的に進めてきたPETボトルラインでのアセプティック化の流れは生産環境の完全ドライ化(電子ビーム殺菌など)へと繋がっており、将来への見通しとともに具体的な進展なども楽しみだ。
 第2部の懇親会では、グローバル飲料マーケットの変化にともなうパッケージ技術への関心や日本の役割などについての議論などが期待される。個別ニーズに合わせた自由な形で進めたい。
 
【開催概要】
◇日時:2011年2月17日(金)16:30〜20:30(開場16:00)
◇場所:一世会館(シャン・ドゥ・ソレイユ)
    東京都千代田区内神田1-10-6(TEL.03-5281-0333)
◇内容:〈セミナー〉16:30〜18:00
    「サントリーが思考する!次の"新包材技術開発"とは?
     資源循環と生産環境のドライ化」
     講師:高田宗彦氏(サントリービジネスエキスパート
       SCM本部新包材技術開発部長) 
    〈懇親会〉18:00〜20:30
◇会費:18,000円(税込)
◇主催:ジェイパックワールド株式会社
    お問い合わせ、お申し込みはセミナー事務局まで。
    TEL. 03-3630-1759 / E-mail. info@jpackworld.com