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ニュースフラッシュ

JA全農:3社共同開発の米粉フレーク

2012.02.02

n_20120202_04.jpg JA全農は、日清シスコと三菱食品と共同開発した米粉で作ったフレーク「全農 コメフレ」の「シュガー味」と「ココア味」の2品を、2012年3月5日から全国で発売する。国産米から作った新しいタイプのシリアルで、誰もが楽しめる軽い食感と自然な味わいが特徴である。
 国産の米粉で作った軽い食感と自然な味わいの新しいタイプのシリアルで、くせのない味は牛乳や豆乳はもちろん、デザートのトッピングにも適している。三温糖のシュガー味とココアパウダーのココア味の2種類を品ぞろえする。全国米出荷量の約60%を占めるJA全農をブランドオーナー(原料米供給)に、シリアルメーカー大手の日清シスコが製造し、三菱食が国産米の新しいニーズを!」を合言葉に販売するものだ。
 国の米粉の利用促進を背景に、パンや麺類などで大手企業が取組みをはじめたことから、平成22年度の製造業が使用した米粉の原料米は5年前の約5倍(1万5000トン)に伸長している。また平成20年からは米粉用米の生産が始まり、その生産量は平成22年で約2万7000トンになり、今後も増加が見込まれている。学校給食や大手外食等を通じて生活者に普及してきているものの、大きな需要拡大のために、日常のスタンダードなメニューでの商品化とともに、同市場にあったサプライチェーン(供給体制)の仕組みも必要である。