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ニュースフラッシュ

アサヒ飲料:ミネラルウォーターの新ブランド展開

2012.04.26

n_20120426_02.jpg アサヒ飲料は、ミネラルウォーターの新ブランド「アサヒ おいしい水」を立ち上げ、採水地別に2種類の新商品「アサヒ おいしい水 六甲」と「アサヒ おいしい水 富士山」(600ml:希望小売価格115円、2L:希望小売価格230円)を、2012年6月5日から全国で新発売(自販機展開は6月19日)する。従来の「アサヒ 六甲のおいしい水」ブランドから全国統一の「アサヒ おいしい水」ブランドへの転換で、製造拠点の複数化による供給能力の向上と安定化を図る狙いである。
 同社は、ミネラルウォーターの需要拡大に対応し、顧客に安心・安全なミネラルウォーターを安定的に届けることで、「最も身近で安心なミネラルウォーター」ブランドとしてのポジション獲得を目指す。「アサヒ おいしい水」ブランドは1983年の発売以来、多くの顧客に愛飲され続けているロングセラーブランドコンセプトを継承し、「自然のおいしさ、そのままに。」をコンセプトに、安全・安心なミネラルウォーターを日常使いに最適な使いやすい形とするものだ。
 中味は、自然に育まれた天然水を地下深くから外気に触れさせることなく採水し、「フレッシュ無菌パック製法」でろ過、充填している。軟水で何にでも合う、飲みやすい味わいが特長である。「フレッシュ無菌パック製法」とは、加熱殺菌ではなく、除菌性能をもつマイクロフィルターを使用して3回にわたってろ過することで無菌化し、そのまま高度に環境管理された無菌環境でボトル充填する製法である。
 ボトルでは、増量小型PETボトル(600ml)と大型PETボトル(2L)の2種類をそろえている。大型PETボトルには、「アサヒ 六甲のおいしい水」と同様に、環境負荷低減とPETボトルの使いやすさの向上を目指した独自開発の新型PETボトル「らくエコボトル」を採用している。側面の蛇腹構造やボトル肩部分の傾斜角度、底面に溝を施すなどの工夫をしている。
 強度を確保するとともに従来の2L PETボトルと比較して、約25〜28%の軽量化を実現したボトルである。グリップ部の形状などを改良し、持ちやすさ、注ぎやすさに配慮するとともに、飲用後の潰しやすさを向上し、日常使いでの利便性を高めている。