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ニュースフラッシュ

三菱商事:買収で医療機器の輸入販売事業強化

2012.04.26

 三菱商事は、医療機関向けのサービスメニュー拡大を目指し、医療機器の輸入販売事業を強化する。その一環として、小林製薬の100%子会社である小林メディカルの株式の80%を譲り受ける。急速な高齢化が進む中、がんや心筋梗塞・脳卒中を始めとする生活習慣病の治療や、骨折等の治療を可能にするため、安全・安心な医療機器を提供することは、医療周辺分野での事業に携わる企業の責務となっている。
 同グループは、1970年代から医療周辺分野での事業を本格的に開始し、現在、医療機器の輸入販売では、主に外科や泌尿器科といった分野で使用される、患者の身体への負担が少ない内視鏡や手術器具等を取り扱っている。
 一方、小林メディカルは、主に整形外科や外科といった分野で使用される骨折治療具や手術器具等を取り扱っており、同社が株式を譲り受けることで、同グループが医療機関向けに提供できる機器・サービスメニューを広げるとともに、海外ネットワークの活用やグループ企業との連携を通じて、小林メディカルの事業を更に発展させることを目指している。