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ニュースフラッシュ

味の素:冷凍ギョーザに“羽根の素”の技術導入

2012.07.04

n_20120704_01.jpg 味の素冷凍食品は、人気の冷凍食品「ギョーザ」を大幅リニューアルして、2012年8月20日から全国で発売する。従来通り油なしでパリっと焼けることに加え、"羽根の素"の技術開発により油・水なしでさらにパリッとジューシーに焼ける新調理法(特許出願中)を実現したものだ。同社の冷凍食品「ギョーザ」は、販売されている全ての冷凍食品の単品売上金額で、2003年から2011年まで9年連続No.1を維持している。
 同社の調査によれば、冷凍やチルドの餃子を調理する際、調理方法によって品質にブレが生じている。新調理法では油だけでなく、水を計量して入れる手順もなくなり、誰でも失敗なくパリッとジューシーに仕上がる。これからの「ギョーザ」は、熱したフライパンに並べてフタをして蒸し焼きにし、あとはフタを取って焼き目を付けるだけの簡単調理である。
 あらかじめ「ギョーザ」1つ1つに付いている"羽根の素"が調理時に溶け出し、「ギョーザ」を適度な水分で蒸し上げることで加熱し過ぎを防ぎ、野菜のうま味や食感、肉のジューシー感がしっかり残り、焼面はパリッとした羽根となるものだ。
 2011年度の家庭用冷凍餃子市場は約206億円で、前年度比107%と拡大している。店頭市場はこの15年で3倍近くに拡大し、今後もさらに伸長する見込みである。同社では2012年の秋に発売40周年を迎えることから、油・水なしで簡単にパリッとジューシーに焼ける新調理法を導入し、便利でおいしい「ギョーザ」への進化により市場を牽引したい考えである。