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ニュースフラッシュ

ネスレ日本:200ml紙パック入り消化態栄養の流動食

2012.09.28

n_20120928_05.jpg ネスレ日本は、消化吸収されやすい「乳清ペプチド」などの各種栄養素をバランスよく配合した、消化態栄養の流動食「ペプタメンスタンダード バニラ風味 200ml」(20本、販売価格7200円)を、同社の通信販売「ネスレ ヘルスサイエンス ハートフルケア プログラム」で2012年9月21日から発売している。
 主要事業の1つである「ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー」は、栄養補助食品(医療機関、介護施設ならびに在宅介護向け栄養食品)を提供や患者のヘルスケアに関わる専門家の様々なニーズに応えるものだ。「ペプタメン スタンダード」も、そうした製品の1つである。
 海外では、「ペプタメン」ブランドはシリーズとして幅広い製品がラインアップされており、20年以上の販売実績と50以上の症例報告がある。この「バニラ風味 200ml」は日本で2012年3月に医療機関・介護施設向けとして発売以来、病院・施設を中心とした多くの顧客に愛用されている。
 今回、病院・施設から自宅に戻られた人などが手軽に使用できるよう、通信販売で取扱を開始するものである。消化態栄養による早期から中長期の栄養管理をサポートする。乳清ペプチドは胃内滞留時間が短く、消化吸収されやすい特徴があり、中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)の配合で、速やかに消化吸収され、エネルギーになりやすい。
 一般的に濃厚流動食は、たんぱく質(窒素源)の分解の程度で、半消化態栄養、消化態栄養、成分栄養の3種類に分類される。市販の濃厚流動食の多くは、半消化態栄養であり、消化の過程が必要なたんぱく質が配合されている。消化態栄養は、消化の過程がほとんど不要なペプチド(たんぱく質の分解物)が配合され、消化吸収能の低下している場合にも使用可能となる。