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ニュースフラッシュ

凸版印刷:幸手工場で医薬品製造業許可を取得

2012.09.09

 凸版印刷は、子会社のトッパンプラスチックの幸手工場(所在地:埼玉県幸手市)で、医薬品製造業(体外診断薬一般)許可を、2012年8月21日に取得した。飲料や健康食品などで展開するパッケージへの受託充填事業を医薬品の領域に拡大するものだ。今後は医薬品メーカーに向けたパッケージのトータルソリューションを推進していきたい考えである。
 体外診断薬とは、疾病の診断に使用されることが目的の医薬品の内、人または動物の身体に直接使用されることのないもの。具体的には、病院で使われている認証検査用試薬などである。体外診断薬の製造には、都道府県知事による医薬品製造業(体外診断薬一般)許可が必要である。
 これまで医薬品向けのパッケージ生産はもちろん、2012年1月からはトッパンパッケージングサービスの嵐山工場で取得した医療機器製造業(包装・表示・保管)許可をもとに、医療機器の封入・包装・保管事業など、医薬・医療分野でのパッケージ事業を展開している。同許可の取得により、幸手工場で高セキュリティかつクリーンな生産環境の下で、体外診断薬の製造から充填、封入、保管までトータルな対応が可能となったものだ。