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大日本印刷:東南アジアでの包装材生産体制を強化

2012.09.14

 大日本印刷は、海外での包装事業の中核拠点となるインドネシアで生産能力を増強する。既存工場の拡張を進めるほか、2013年には新工場の建設を予定する。同じく2013年4月にベトナム工場が稼働することと合わせて、包装材の海外売上高を2012年度の230億円(見込み)から、2015年には50%増の350億円にまで引き上げたい考えである。
 西ジャワ州のカラワン第1工場でも現在、約30億円を投じて4回目となる拡張工事を行っている。これにより軟包装の生産能力は現在の20%増となる。2013年には約30億円を投じて、近隣地に第2工場の建設を予定しており、順調にいけば2015年には稼働の見込みである。
 インドネシアでの生産は一連の拡張後、ジャカルタ工場とカラワン第1工場、第2工場と合わせて3拠点体制となる。洗剤やシャンプーや粉末調味料やレトルト食品などの包装材を主に生産しており、包装材の大半は現地で販売、消費されている。東南アジア各国の経済成長に伴い、こうした食品や日用品の需要が拡大していることから、包装材の生産体制の強化を進めているものだ。
 この他にも、グローバルでの積極的な事業展開の推進の一環として、2012年6月には東南アジア地域の事業統括会社をシンガポールに設立している。