イーエヌ大塚製薬：摂食回復支援食のおせち料理
2012.10.23
イーエヌ大塚製薬は、摂食回復支援食「あいーと」のおせち料理「正月二段重セット」限定1,000セットを、全国で販売する。受付期間は2012年11月1日〜11月30日までとなる。通常の食事を摂ることが難しい人が、食材本来の形、色、香りを楽しみながら明るい食事を新年の門出に楽しめるよう開発したものである。
8種類の食材を使用した「ちらし寿司」、薄い醤油出汁で仕上げた「大豆と野菜の煮しめ」、醤油だれで煮付けた「豚の角煮」、昆布の上で海鮮素材を蒸し上げた「海鮮松前蒸し」を2段重箱（高級紙箱）セットにしている。正月を演出するための和敷物も用意する。
通常の食事を摂ることが難しい人が食べる機能と栄養状態の回復を支援するための食事（冷凍食品）で、独自の新技術「酵素均浸法（酵素均質浸透法）」により、食材本来の形、色、味および栄養素をそのままに保ち、舌でくずせる軟らかさに仕上げている。
「咀嚼力が低下した高齢者」「摂食機能が低下した方」「きざんだり、潰したりする食事に満足できない方」「栄養バランスや十分な栄養摂取に不安が残る方」「きざんだり、潰したりする調理の手間に悩んでいる方」向けの食事である。 プロの料理人による味つけをはじめ、見た目、食べやすさ、カロリーや栄養素にこだわるとともに、含有栄養素、アレルギー物質の情報を表示している。蒸し器または電子レンジで温めるだけの簡単調理である。
「あいーと」は2010年10月の販売開始以来、すでに合計30品目（11月5日から2品目を追加予定）を販売している。病院・施設向けには全国の契約代理店や個人向けには通信販売、オンラインショッピングで全国発送している。
（※）酵素均浸法：食材ごとに最適な酵素を選び、圧力を変えながら注入する独自技術で、形が崩れないギリギリの軟らかさで食感も残す。食材の細胞損傷が少ないので、栄養素の漏出、風味や色の抜けがなく、食材本来の栄養素、風味、色調が自然のまま保たれている。
