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ニュースフラッシュ

カゴメ:マルトモと業務提携

2013.10.17

 カゴメは2013年10月16日、マルトモと新しい商品の開発・研究などで業務提携を行うことを合意した。両社の自然の恵みを生かし、健康長寿に貢献するという考え方が近く、双方の経営資源を有効活用し、新しい価値を顧客に提案することの可能性を追求したものである。
 同社は1899年の創業で、「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」という考え方に基づき、トマトをはじめとする植物性素材を生かし、顧客と社会の健康長寿に貢献する企業を目指している。一方、マルトモは1918年の創業で、「心ふれあう味づくり」を大切にしながら、かつお削りぶしをはじめとする水産天然資源を利用した商品開発に取り組み、健康と食文化の発展に貢献することを目指している。
 業務提携では、商品開発、物流、調達、生産、品質面等での相互協力に関して、今後具体的な内容を検討していく考えである。洋風の旨みだしとなるトマトのグルタミン酸、和風の旨みだしとなるかつお節のイノシン酸、それぞれの特長を生かした新しい商品開発・研究等を進める。また互いの生産設備や物流網を相互に活用し、新しいチャネルの開拓や需要創造を推進していくとともに、コスト低減につなげたい考えである。
 
1)商品開発および提案に関する相互協力と新たなおいしさの創造、提案
2)両社が保有する資源を有効活用するための共同研究
3)品質保証や食の安全性に関する相互協力
4)原料及び資材の調達に関する相互協力
5)物流、情報ネットワークに関する相互協力
6)生産に関する相互協力