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ニュースフラッシュ

メルシャン:720mlサイズにPETボトル入り

2013.12.18

n_20131218_01.jpg メルシャンは、「ワインのためのペットボトル」第5弾として、「メルシャン エブリィ」のPETボトル入り(720ml、赤・白)を、2014年2月18日から全国で発売する。あわせて、びん入りの味覚とパッケージをリニューアルし、2014年2月上旬から順次切り替える意向である。ガラスびんと同等の品質保持性があり、ワインらしいボトル形状が特徴のPETボトル入りである。
 国内ワイン市場では、週1回以上家庭でワインを飲む顧客が1割程度で、その人たちが家庭内ワイン消費量全体の約8割以上を占める集中市場となっている。また同社の調査では、ワインの飲用頻度が低い顧客にとって、「何を選んだらよいかわからない」「銘柄が覚えられない」といったことがワインを日常的に楽しむバリア(阻害要因)となっていることが分かったとのことだ。
 これらの課題を解決するべく同社では、2012年3月に「メルシャン エブリィ」を発売し、ワインの日常化浸透を推進してきた。今回、「エブリィ」シリーズでレギュラーサイズPETボトル入りを発売するとともに、味覚とパッケージをブラッシュアップし、"ワインをもっと身近に、もっと楽しく"するきっかけを提案することで、ワイン市場全体の活性化を図りたいものだ。
 味覚では、赤・白ともにより飲み飽きない味わいにブラッシュアップし、独自のブレンド技術により果実味豊かな香りを高め、適度なコクとまろやかな味わいに仕上げている。「ブドウ果実から柑橘香成分を引き出す果汁加工技術」と「柑橘香をさらに増強する発酵技術」による豊かな柑橘香を維持しながら、適度な濃さと酸味、すっきりとした後味を実現するものだ。
 パッケージでは、すでに高い評価を得ている高級感・品質感をさらに訴求するとともに、商品ロゴやアイコンであるブドウの木を目立たせている。ボトルは、内面のガラス蒸着により酸素バリア性を向上させたもので、2011年よりワインに採用している。同社商品開発研究所での1年半におよぶ安定性試験でびんと同等の酸素バリア性を確認している。