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ニュースフラッシュ

日清食品:中国に包装資材生産子会社を設立

2013.12.23

 日清食品ホールディングスは、香港子会社である日清食品有限公司(香港日清)により、広東省東莞市に包装資材生産の子会社を設立したほか、福建省厦門市に「合味道」の生産子会社を設立することを発表した。中国で販売しているカップ麺「合味道」(カップヌードル)の販売増に対応するためである。
 同社は、2013年4月30日に発表した「日清食品グループ中期経営計画2015」で、2015年度に約1000億円の海外売上高を目標として掲げており、これも中期経営計画の達成に向けた重要なアクションの1つとして位置づけられるものだ。
 同社グループは、現在香港エリアと中国大陸エリアでは「合味道」や「出前一丁」などの即席麺製品の製造販売を展開している。現在、中国大陸エリアではカップ麺が所得の向上やライフスタイルの変化を背景に伸張している。特に「合味道」は、その都会的でスタイリッシュなイメージと美味しさから沿岸都市部を中心に人気を集め、売上が年4割程度増加するなど大きく伸張している。
 このような状況の中、広東省東莞市に包装資材生産子会社(東莞日清包装有限公司)を設けることで、即席麺の包装資材の供給基地として販売拡大への供給能力を強化するとともに、包材の生産を内製化しコストダウンを図るものだ。
 また中国大陸では、これまでは上海市と仏山市順徳区の2工場から商品を供給してきたが、主要販売エリアである福建省にも生産子会社(福建日清食品有限公司)を設立し、増大する需要への対応、迅速な配送、物流費の削減などを図る狙いである。