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ニュースフラッシュ

キユーピー:アヲハタを連結子会社化

2013.12.27

 キユーピーは2013年12月24日、持分法適用会社であるアヲハタの株式について、公開買付けを実施することを発表した。両社は現在同社が手掛ける家庭用ジャム、ホイップ、スプレッド等のパン関連商品の販売事業を2014年12月1日に会社分割によってアヲハタが承継し、その対価としてアヲハタが新たに発行する株式を受け取る契約を締結したものだ。
 公開買付けの成立と会社分割の効力発生により、アヲハタは同社の連結対象会社となる予定である。これまで、家庭用ジャム、ホイップ、スプレッドなどのパン関連商品はアヲハタが生産機能を、キユーピーが販売機能を担う体制を構築してきた。
 しかしながら、食品業界では低価格志向や原資材価格の高止まり等の厳しい経営環境が続く一方、消費者のライフスタイルも激しく変化している。両社では、アヲハタでの生産・販売が一体となった事業体制を構築することが、迅速な意思決定や商品開発および独自の販売体制の推進を可能とし、市場競争力の向上につながるとの判断したものだ。
 今回の再編で、同社は加工食品事業の強化および収益性の改善を、アヲハタは経営資源のさらなる活用による経営基盤の強化を図りたい考えである。両社は引き続事業の拡大と企業価値の向上に団結して取り組んでいく意向である。