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ニュースフラッシュ

キリンビール:世界主要国のビール消費量

2014.01.09

n_20140109_01.jpg キリンビールは、インターネット上の仮想大学「キリンビール大学」を運営する。ビールの楽しさ・奥深さを顧客に伝えるべく2001年7月に開講したものだ。美味しいビールの飲み方から、ビールに関する興味深いうんちくまで様々な学部・施設があり、24時間365日通学できる。
 今回、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、「2012年の世界主要国および各地域のビール消費量」をまとめた(この調査は1975年分から統計開始している)。
 世界の総消費量は、約1億8,737万kl(前年比1.0%増)で、27年連続の増加している。東京ドームをジョッキに見立てると、なんと約151杯分に相当する。国別では、中国(前年比1.2%減)が10年連続のトップで、上位25カ国ではタイ(前年比13.2%増)、インド(前年比12.4%増)が高い伸び率となっている。
 地域別では、20年以上増加を続けるアジア(前年比0.5%増)が33.2%の構成比を占める。また中南米(前年比2.5%増)、アフリカ(前年比5.9%増)が全体の消費を牽引し、アジアと中南米を合わせると約50.0%の構成比となる。ヨーロッパ(前年比0.5%減)は2年ぶりの減少である。
 2012年の世界のビール総消費量は、前年より約183万kl(大びん633ml換算で約29億本)増え、約1億8,737万kl(前年比1.0%増、大びん換算で約2,960億本)で、27年連続の増加を記録した。これは東京ドームサイズのジョッキで約151杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当し、2013年から約1.5杯分の増加となる。
 
国別一人当たりビール消費量
 チェコが20年連続で1位となった。上位35カ国のうち、2013年から消費量が伸びた国は18カ国である。日本の一人当たり消費量はアジアで最も多く43.5Lで40位、大びん換算で68.7本(前年比0.6本減)である。
 
(出典)各国ビール協会などへのアンケート調査(同社実施)
The World Beer Market: The 2012 Survey(ERC Group)
The Barth Report Hops 2011/2012(BARTH-HAAS GROUP)