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ニュースフラッシュ

サントリー:国産PETボトル飲料最薄ロールラベル

2014.03.26

n_20140326_02.jpg サントリー食品インターナショナルは、国産のPETボトル飲料としては最薄となる(16μm)ロールラベルを、さらに薄肉化(12μm)して2014年4月から「サントリー天然水」(2L、550ml)に導入する。また環境にやさしい水性フレキソ印刷のロールラベルを「サントリー 阿蘇の天然水」(2L)に導入する。
 同社は、再生PET樹脂を60%使用した18μmラベルを2010年秋からの採用している。再生PET樹脂の混合率を60%から80%に引き上げ、国産最薄となる16μmラベルを2012年5月から実用化している。今回、さらに4μm薄肉化したラベルを実用化するものである。
 これにより現在のロールラベルに比べ、CO2排出量を25%削減することが可能となる。今後は、「伊右衛門」や「サントリー ウーロン茶」などにも拡大し、2014年内にはロールラベルを採用している全商品に導入する予定である。
 また2014年5月から「サントリー 阿蘇の天然水」(2L)のロールラベルを、従来の油性グラビア印刷から水性フレキソ印刷に変更する。これにより、揮発性有機化合物(VOC)の発生をほぼ抑え、ロールラベル1枚あたりのラベル印刷工程でのCO2排出量を79%削減することが可能となる。