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ニュースフラッシュ

「欧州プラスチック産業NEWS」2014年2号

2014.07.18

 リチウムの代わりとなるBCP(Block Copolymer:ブロック・コ?・ポリマー)という物質の利用が注目される。このソリューションを実際に電池生産に採用できれば、より軽い、より安全な電池の生産が可能となる。電気自動車・ハイブリッド自動車などの効率がさらに良くなり、将来のモビリティーに大きな影響が表われる可能性がある。
(出典:2014年6月13日付けEuropean Plastics誌、2014年6月9日付けMacCormick学部プレス・リリース)
 
 クラレは、2013年11月21日付の「米DuPont社のビニルアセテート事業の譲受について」で公表した通り、米国のE. I. du Pont deNemours and Companyから、パッケージング&インダストリアルポリマーズの一部であるビニルアセテート関連事業を譲り受ける契約を結んだ。2014年6月1日、同契約に基づき、予定通り同事業に係る資産等の取得に関する手続きが完了したと発表した。
(出典:2014年6月18日付けwww.kunststoffweb.deサイトの記事、2014年6月2日付け株式会社クラレのプレス・リリース)
 
 3D印刷は、(製造)積層造形(additive manufacturing)とも「ラピッドプロトタイピング」ともいわれ、従来の印刷に比べると製造産業関連の色が濃くなる特徴がある。ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2014年6月に「3D印刷作業部会」を設立した。BMWの大株主で、S.クラッテン氏が監査役副会長を務める、特別化学物質専門会社Altana社は、印刷技術を開発するLanda社と契約を結び、1億ユーロ(約138億円に相当)を投資する。Altanaはこの投資を通じてLandaの重要株主となり、「戦略的投資」と位置付けている。
 
(メッセデュセルドルフジャパン)