• ニュースフラッシュ
  • ワールドビュー
  • 製品情報
  • 包装関連主要企業
  • 包装未来宣言2020

トップページ > ニュースフラッシュ > 2015モバックショウ:281社1,642小間での開催

ニュースフラッシュ

2015モバックショウ:281社1,642小間での開催

2014.11.08

n_20141108_01.jpg 日本製パン製菓機械工業会は、2015年2月18日から21日までの4日間、千葉・幕張メッセの国際展示場で開催される「2015モバックショウ」が、バブル崩壊以降最大であった2007年開催に匹敵する規模(281社1,642小間)での開催となることを発表した。言いかえれば、リーマンショック以降最大規模での開催となるものだ。
 これをアベノミクス効果による景気の復調とみたいところだが、同理事長の増田文治氏は「国内経済をみれば、消費増税の影響による消費の落ち込みと円安による原料高など、中小企業を取り巻く環境はけしてよいとはいえません。そこを創意と工夫により、製パン・製菓市場はこの数年、何とか横ばいで推移しています。機械業界の売り上げも同じく横ばいの状態です」とあいさつで述べた。
 また、海外市場としてのアジアでの製パン・製菓需要の伸長と日本企業の進出を踏まえて、「日本の高品質な製品という『モバックショウ』の特長を生かし、購買力を増したアジアのユーザーニーズの取り込める時機が到来したとも考えられます。その意味では国内ユーザーに加え、海外からもたくさん来場してもらい、知ってもらうことが第一だと考えます」と増田氏は話した。
 やはり日本の高品質をベースに、創意工夫した新製品や新技術、新たな開発に結びつけるイノベーティブな取り組みといったことを、アジアの需要を取り込んだ景気復調と需要拡大のカギと考えているようである。
 第24回を迎える今回は、まさしく「パンとお菓子のイノベーション」をテーマとし、製パン製菓業界の現行課題を共有し、その解決策を見い出していくための開催内容となっているようである。出品製品では、製パン・製菓機械が全体の40%を占め、次いで原材料・副資材が25%、食品加工機械と食品包装機械が15%、その他が約20%となっている。
 また「モバックショウ」の見どころの1つでもある、多彩なイベント企画についても新たな企画を加えるなど多数の有意義な企画が用意されている。なお会期中は有明・東京ビッグサイトで開催中の「ホテレスショー」(2月18日?30日)と相互入場が可能となる。その間、幕張メッセと東京ビッグサイト間のシャトルバス(有料)が運行される。