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ニュースフラッシュ

クラフトフーズ:ハインツとの合併で北米第3位

2015.03.27

 米食品大手クラフトフーズ・グループは、ハインツと合併すると発表した。2社の売上高の合計は約280億ドルで、これにより北米第3位の食品・飲料会社が誕生することとなる。ハインツには3Gキャピタルと米著名投資家のウォーレン・バフェット氏の率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが出資している。
 合併後の新会社は「クラフト・ハインツ」となる予定で、最高経営責任者(CEO)にはハインツのCEOのベルナルド・ヒーズ氏が就任する。クラフトフーズは主にチーズやの加工肉製品(「オスカーメイヤー」ブランド)、コーヒー(「マックスウェル」ブランド)などを販売しており、一方、ハインツはケチャップやソース類、冷凍食品が主力である。重複する製品がほとんどないことなどから、合併での相乗効果は大きいことが予測される。
 2社によれば、新会社では8つのブランドを展開し、合併で2017年末までに年間約15億ドルのコスト削減効果が見込まれるとのことである。クラフトフーズの株主は合併後の新会社の株式49%、ハインツは同51%を取得することとなる。