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ニュースフラッシュ

サントリー:ケロッグとライセンス契約を締結

2015.03.16

n_20150316_02.jpg サントリー食品インターナショナルは、ケロッグ・カンパニーとライセンス契約を締結し、独自開発の「ケロッグ 飲む朝食 フルーツグラノラ」(200g、希望小売価格180円・税別)を、2015年4月7日から、1都10県のCVS限定で新発売する。
 100年以上にわたり、朝食を通じて心とからだの健康を研究し続けている"朝食の専門家"ケロッグの栄養設計の知見を参考に、同社独自の中味開発技術により開発した飲料である。おいしさ・手軽さ(飲む)・満足感(食べる)・栄養バランスを兼ね備えたものだ。
 近年、日本人の朝食欠食率は40年前の約2倍になっており、特に20?30代では3?4人に1人と突出して高くなっている。朝食欠食時には、飲料や菓子類など手軽で甘さがあるものを、好んで口にしていることも調査で分かっている。
 こうした現代の若者の傾向を踏まえ、ケロッグ社が持つ栄養設計の豊富な知見を参考にしながら商品化を進めたものだ。おいしさやヘルシーさなどが評価され、第3の朝食として定着しつつあるシリアルの中でも、特に昨今人気を博しているグラノラに注目したものだ。
 豊富な乳原料、複数の果実・穀物素材を使用し、「フルーツグラノラ」のようなおいしさで手軽に栄養と満足感が得られる。これまでの飲料にはない新価値を提案していきたい考えである。ビタミン、食物繊維、カルシウムなど不足しがちな栄養素と、糖類やタンパク質を適切に配合し、バナナミルクをベースに4種の穀物・6種のフルーツを使用するとともに果実ゼリーを組み合わせている。
 朝食を抜きがちな20?30代の忙しい朝に、最適なエネルギーの即効性と持続性を考え、糖類やタンパク質などの配合を工夫している。不足しがちなビタミン、食物繊維、カルシウムを中心とした栄養素も配合、バランスよく摂取することができる。
 1本あたり、およそ食パン8枚切1枚分のエネルギー、レタス1.5個分の食物繊維、牛乳1杯200ml分のカルシウムを含有する。栄養機能食品の表示基準を満たすカルシウム250mgを含んでいる。乳原料とバナナピューレを贅沢に使用し、濃厚でまろやかなバナナミルクに4種の穀物(大麦・はと麦・とうもろこし・焙煎米)と6種のフルーツ(マンゴー・いちご・アップル・パイン・パパイヤ・レーズン)を配合している。
 仕上げにココナッツなどの風味を加えることで、「フルーツグラノラ」の特徴的な味わいを楽しめる。同社専用のゼリーライン(インラインクラッシュ製法)で製造した果実ゼリーを配合することで、気持ちよい喉越しと食べた感のような満足感を実現する。
 パッケージでは、ケロッグのブランドカラーであり、朝にふさわしく元気になれる印象の赤色をベースに、「フルーツグラノラ」の特徴である様々な種類のフルーツやシリアルをデザインしている。天面には栄養素の含有量を示すチャートを配し、飲みながら栄養バランスのよさが感じられる。
 ケロッグ・カンパニー(Kellogg Company)は、取り扱う食品とブランドを通して、世界に豊かさと楽しさをもたらすことを使命としている。1894年に、ケロッグ社の創設者・W.K.ケロッグ氏が米国ミシガン州バトルクリークで、保養所の人々のために食物繊維が豊富な穀物や大豆を材料に、食べやすく栄養が豊富な食品としてシリアルの原形となる「グラノーズ」を発明した。
それから1世紀以上を経た現在、180カ国以上で事業を展開する世界的な食品メーカーとなっている。2014年の売上高は146億ドルで、シリアルのメーカーとしては世界第1位、クッキー、クラッカー、スナックのメーカーとしては世界第2位の規模を誇る。