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キユーピー:埼玉県に東京工場「エッグベース」を新設

2015.03.21

n_20150321_01.jpg キユーピータマゴは、埼玉県飯能市に新設した東京工場「エッグベース」(通称)を2015年3月23日から稼働する。ニーズの多様化する市場にむけ、生産力の向上と提案力の強化を図りたい考えである。ファクトリーコミュニケーションをコンセプトとした工場である。
生産設備としての役割だけではなく、試作室やテストキッチンの他、卵の魅力を伝える資料館やコミュニケーションスペースを設けている。ユーザーとの対話を深め、課題解決につながる機能を付加した商品の開発・提案を行う拠点を目指す。
 主な製造品目は、業務用向けの液卵で、新工場の稼働に伴い西多摩工場は2015年3月で生産を終了する。液卵とは、鶏卵を衛生的に割卵・殺菌し、加工後、充填したものだ。殺菌済みであり、サルモネラや黄色ブドウ球菌などの心配がなく、安心して使用することができることが特徴である。
 製品にあらかじめ調味や加工をすることで、ユーザーの作業負荷低減にもつながる。キユーピータマゴは、キユーピー100%出資の関連会社で、グループのタマゴ事業の中核を担っている。製菓・製パンなどの食品メーカーをはじめ、広く外食・中食業態に向け、液卵・凍結卵・茹卵・乾燥卵などの鶏卵加工品を製造販売する。
 新工場の稼働により市場の潜在的な課題に応える商品の提供を通して、業務用の鶏卵市場をさらに活性化させ、卵を通じた豊かな食生活の実現に貢献していきたい考えである。