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ニュースフラッシュ

ポッカサッポロ:初摘みレモン香りの「Ribbon」

2015.04.28

n_20150428_02.jpg ポッカサッポロフード&ビバレッジは、初摘みレモンの香りの「Ribbon シトロン」(450ml、希望小売価格140円・税別)をリニューアルし、2015年4月27日から全国で新発売する。1909年誕生の「Ribbon シトロン」は、炭酸の刺激と清涼感のあるクリアな味わいが特長のロングセラーブランドである。
 2014年のブランド100周年を機に炭酸感とすっきり感を強化し、パッケージを1970年代に展開した緑色のガラスびんをモチーフにしたスタイリッシュなデザインに変更した。「子どもっぽいイメージ」や「古いイメージ」を取り除きながら、30代後半以上には懐かしく子ども世代には新しさを訴求するものだ。
 同社の調べでは、100年以上の歴史ゆえに「甘いイメージ」を持っている顧客が多く、現在のパッケージの印象と中身にギャップが生じていることがわかっている。今回、課題である「甘いイメージ」を払拭し、「また飲みたい」と思われる記憶に残る味わいを目指してリニューアルしたものだ。
 リニューアルにあたっては、金沢工業大学感動デザイン工学研究所(所長 神宮英夫)、サッポロビール社、同社の3社で「記憶に残る透明サイダー」をテーマに味覚研究を行っている。
 研究の中での様々な実験から「酸味」がキーである可能性が示されたことから今回、従来の「強炭酸」「純水使用」「保存料不使用」といった商品設計はそのままに酸味を調整し、新たに収穫初期のレモンの香りを再現したものだ。"初摘みのレモンの香り"に加え、「酸味」と「爽快感」を強化している。
 それにより「甘さ」の感じ方が抑えられ、これまで以上にすっきりとした清々しい味わいに仕上げられている。パッケージでは評価の高い現行のデザインを踏襲しながら、新たに加えた"初摘みレモンの香り"をわかりやすくアイコンで伝え、氷を入れたサイダーの弾ける印象を強化している。