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ニュースフラッシュ

キリン:新たな会員制サービスを先行展開

2015.05.28

n_20150528_02.jpg キリンは、キリンビールおよびキリンビバレッジと新しい飲料文化の創造に向け、新たなライフスタイルを提案する2つのサービス「キリン ブルワリーオーナーズクラブ」「KIRIN AQUWISH ソーダサーバー」を地域限定で先行展開する。
 「ブルワリーオーナーズクラブ」は、工場からビールを直接家庭に届けて専用サーバーで楽しむというサービスである。キリンオンラインショップ「DRINX」(ドリンクス)を通じて、8月上旬から1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、離島を除く)で先行展開する。2015年内は1,000台限定で展開し、2016年夏季から順次拡大するものだ。
 「KIRIN AQUWISH ソーダサーバー」は、キリンビバレッジ社が展開する水宅配サービス事業「KIRIN AQUWISH」で、「富士山まろやか天然水」で新たに炭酸水を楽しめる機能をウォーターサーバーに付加したものだ。2015年7月23日以降、東京23区内で100台限定で順次先行展開し、2016年からは本格展開する予定である。
 近年、「つくり手の顔が見える商品・サービスを選びたい」「日常を少しだけ特別にしてくれる少量生産品や個性的な商品が欲しい」といった価値観の変化が見られており、ビール市場ではクラフトビールなど個性的なこだわりのビールへの関心が強まっている。
 清涼飲料市場でも、炭酸飲料が引き続き好調に推移している中、最近では健康や美容の観点からも炭酸水への関心が高まっている。今回、キリングループでは、独自の技術とシステムを通じた家庭向けのニーズに応えたサービスを提供するものである。
 「ブルワリーオーナーズクラブ」では、ビール工場でしか味わうことができなかったでき立ての生ビールを、独自技術による鮮度を保つためのPETボトルに詰めて家庭に直送する。スタイリッシュな専用ビールサーバーとともにでき立ての味を楽しめる。
 「KIRIN AQUWISH ソーダサーバー」では、「富士山まろやか天然水」で、つくりたての炭酸水を楽しめ、直接飲用だけではなくお酒や果汁の割り材として使用するほか、料理への使用など食卓のバリエーションを広げるものだ。
 
(※)「DRINX」(ドリンクス):2014年4月から同社で展開しているオンラインショップ。ワクワクするビールの未来をつくるクラフトビール「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)」、ウイスキーを通して自然の恵みを楽しむ「HOUSKY(ハウスキー)」など、ここでしか購入できない限定商品やこだわりの商品を中心に展開している。