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ニュースフラッシュ

サントリー:「天然水」ブランド設備増強

2015.08.07

 サントリープロダクツは、ミネラルウォーター事業の西日本生産拠点となる天然水奥大山ブナの森工場(鳥取県日野郡江府町)の設備増強を2016年3月から開始し、2017年春に新ラインの稼動を目指す。炭酸・非炭酸兼用無菌PETボトル製造ラインとして、調合設備、容器成形設備を含む小型PETボトル専用ラインを増設するものである。年間生産能力約1000万C/Sの増設となる。
 新ラインは、伸長をつづけるミネラルウォーター事業で、西日本での基幹商品「奥大山の天然水」の中期的な安定供給を目指し、増設するものだ。販売が好調な「南アルプスの天然水 スパークリング」「同 レモン」「同 天然水&ヨーグリーナ」などここ数年急成長している。
 その無糖炭酸水市場やフレーバーウォーター市場での西日本での新たな商品展開を視野に、「サントリー天然水」ブランドの生産体制の拡充をするものである。「サントリー天然水」を国内事業の中核ブランドと位置づけ、採水地の豊かな自然環境をブランドイメージとして積極的に訴求する。
 ミネラルウォーター市場でのNo.1ポジションを、より強固にすべくさらなるブランド力の強化を図りたい考えである。