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ニュースフラッシュ

キリンビバレッジ:バリューベンダー新自動販売機

2015.10.02

n_20151002_08.jpg キリンビバレッジバリューベンダーは、フレーム付自撮り写真提供機能をはじめとした様々な機能を搭載するデジタルサイネージ自動販売機を2015年10月から全国主要都市部に展開する。これは、インテルの技術とLINEが提供する企業向けAPIソリューション「LINE ビジネスコネクト」の連携で実現したものである。
 表示と通信にデジタル技術を活用し、前面に液晶ディスプレイを配置した自動販売機で、今回は同社の戦略の第一弾として、デジタルサイネージ自動販売機を展開する。
 LINEビジネスコネクトの活用により実現したフレーム付自撮り写真提供機能「VENDORPHOTO(ベンダーフォト)」、動画広告対応、災害対応、多言語対応の機能を標準搭載している。多言語対応では英語・中国語・韓国語の表記可能で、商品カテゴリーやカロリー表記などもできる。
 今後、自動販売機を活用した様々なサービスを追加していくことで、顧客及び自動販売機設置先のニーズに応えるものである。
 キリンビバレッジバリューベンダーは、キリンビバレッジの自動販売機に関連する商品企画・マーケティング・販売関連業務を担う事業会社として、2015年7月に設立し、同時に専門性をより推進する目的でイノベーション推進部を設置した。これにより新しいマーケティング戦略を展開していく考えである。
 
(※)LINEが、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス。LINEのシステムと利用企業のシステム間で、APIでメッセージなどの送受信を行うことで、企業とユーザーの双方向のコミュニケーションを可能にする。LINEが、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはない。